Prism.Unity.Formsでボタンとラベルを連携させる

はじめに


今回は、ボタンとラベルを配置し、ボタンを押下したらラベルの表示が切り替わるようにします。

・ラベルのバインディング方法
・ボタンをクリックした時のメソッドの記述方法とラベルの表示の切り替え方法

のやり方が分かるようになります。

UI画面へボタンとラベルを追加


MainPage.xamlにラベルタグとボタンタグを追記します。
ラベルタグのTextプロパティには、{Binding LabelButton}を記述します。
ボタンタグのCommandプロパティには{Binding ButtonLabel}を記述します。


ボタンに関する処理を追加する

MainPageViewModels.csに以下を追加します。

using Prism.Commands;を先頭に追加します。
ButtonLabelオブジェクトとボタンがクリックされた時のメソッドを追加します。




コンストラクタに追加
ButtonLabel = new DelegateCommand(ButtonLabel_Click);


ラベルに関するプロパティを追加

MainPageViewModel.csに以下を追加します。

privateでstring型のプロパティ_labelButtonを追加します。
LabelButtonプロパティを追加します。

ソースコードは、以下にあります。
https://github.com/gucchi4141/prismXamarin.git
タグ名はchapter2

以上になります。ビルドして実行してみましょう。

Xamarinでprismを使う準備

はじめに

Windowsでは、Prism Template packがあるので、プロジェクト作成時にPrismを選択できるので
特に初期設定は不要ですが、VS for MACではPrism Template Packがないので、手動で設定する必要があります。
色々な設定を行う必要があるので、備忘録として記載しておきます。
環境によっては微妙な違いがあると思います。
Xamarin.Formsでprismを使うには毎回設定が必要になります。

プロジェクトの作成

まずは、 Xamarin.Formsを選択して、アプリ名を設定します。ここでは、prismXamarinとしました。


次は、プロジェクト名とソリューション名を確認して、作成ボタンを押下します。


パッケージを追加する

Manage NuGet Packagesを選択してPrism.Unity.Formsを選択します。

右下のパッケージの追加ボタンを押下します。

パッケージをプロジェクトに追加します。
すべてのプロジェクトにチェックを入れ、OKボタンを押下します。
パッケージの追加処理は、少々時間が必要になります。
場合によってはエラーが発生するのでプロジェクトを再起動した方が良いです。

プロジェクトの構成を変更する

prismXamarinプロジェクトにViewsとViewModelsフォルダを追加します。

ViewsフォルダにMainPage.xamlとMainPage.xaml.csを移動します。
(MainPage.xamlをドラッグ&ドロップすると2つのファイルを移動できます)

MainPage.xamlとMainPage.xaml.csを変更

MainPage.xamlの名前空間に.Viewsを追加します。
MainPage.xamlのx:ClassにViewsを追加します。

MainPageViewModelクラスを追加する

ViewModelsフォルダに新しくMainPageViewModelクラスを新規作成します。
※ViewModelsフォルダ上で右クリックし、追加->新しいクラスを選択します。

Generalと空のクラスを選択し、クラス名をMainPageViewModelとし、新規ボタンを押下します。

MainPageViewModel.csへの追加

usingの追加

using Prism.Mvvm;
using Prism.Navigation;
を追加します

継承するクラスの追加

BindableBase, IInitialize, INavigationAware, IDestructibleを追加します

メンバ変数?を追加する

protected INavigationService NavigationService { get; private set; }を追加します。

コンストラクタを変更する

INavigationServie型を引数に追加し、メンバ変数に渡します。

メソッドを追加する
Initialize, OnNavigatedFrom, OnNavigatedTo, Destroyを追加します。


App.xamlを変更する

Applicationタグをprism:PrismApplicationに変更します。
xmlns:prism="http://prismlibrary.com"を追加します。

App.xaml.csを変更する

using の追加と削除

下図のようにします。


クラスの継承を削除

Applicationクラスを継承しないように削除します。

メソッドの追加と削除

・OnInitializedとRegisterTypesメソッドを追加します。
・OnStart,OnSleep,OnResumeメソッドを削除します。

コンストラクタ

・App()からImitilizedComponentをOnInitializedメソッドに移動します。
・MainPage = new MainPage()を削除します。

OnInitializedメソッドに処理を追加


RegisterTypesメソッドに処理を追加


変更前と変更後

変更前

変更後

以上で、準備完了です。
Prism Template Packのありがたみがわかりますね。



de0でuClinux動作確認

NIOS2のCPUは3種類あり、上のグレードからf, s, eとなり、f, sは有償扱いになる。
結果から書くと、Nios2/eにてuClinuxを起動することはできない。
ブートさせると、Ok, booting the kernelで停止したままになる。


Verilog HDL入門

FPGAをいじる機会ができたので、勉強してみる。
HDLは、色々なサイトをみているとなんとなくVerilogが良さそうなのでVerilogについて
調べてみたら、以下のサイトが入門にはよさそう。

ここ(勝手にリンクしちゃいました)



Quartus2でCompilationエラー(NIOS2)

Compilationで以下のエラーが出たときの対処方法。

○エラー
Error (204012): Can't generate netlist output files because the file <file> is an OpenCore Plus time-limited file

○対処方法
EDA toolsでシミュレーションを設定してあるとダメみたい。
設定変更は、[assignments]->[Settings..]
ダイアログが表示されたら、[EDA tools Settings]項を選択する。
Simulation欄でTools Nameを<None>にする。


○環境
Quartus2 Ver11.1 build 173(web edition)